平成27年度税制改正でエコカー減税制度はどう変わったの?
平成27年度税制改正でエコカー減税制度はどう変わったの?
「平成27年度税制改正でのエコカー減税」は、俗に新エコカー減税とも言われますが、それは「平成26年度税制改正でのエコカー減税」を踏まえての事です。
基本的な部分は「平成26年度税制改正でのエコカー減税」と同じですが、区分や課税する対象、そして課税するための燃費基準などが変わった事が大きな変更点です。
【更新:2017/4/4】平成29年度税制改正での新エコカー減税制度が始まりましたので、「平成27年度税制改正でのエコカー減税の概要」から「平成27年度税制改正版エコカー減税の特例措置の概要」「平成28年度税制改正版エコカー減税の特例措置の概要」へリンクの変更と「平成29年度税制改正でエコカー減税制度はどう変わったの?」へのリンクを掲載しました。
ではそれぞれ詳しくQ&A方式で回答して行きます。
Q:平成27年度税制改正でエコカー減税の制度はどう変わったの?
A:車体課税の見直し(自動車取得税・自動車重量税等)としてエコカー減税対象自動車に係る特例措置の燃費性能に関する要件等の見直しを行い、適用期間が2年間延長されました。
■エコカー減税対象自動車に係る燃費性能に関する要件等の見直し
乗用車については、特例措置の燃費性能に関する要件として燃費基準がそれまでの「平成27年度燃費基準」の3区分から「平成27年度燃費基準と平成32年度燃費基準」の5区分となりました。
従来(平成26年度税制改正)でのエコカー減税対象自動車だった自動車の減税率が下がったり、減税対象外となってしまったりといった事があります。
※乗用車(ガソリン車※ハイブリッド車含む)の適用燃費基準がそれまでの「平成27年度燃費基準」から「平成27年度燃費基準と平成32年度燃費基準」になることで、エコカー減税の区分分けが従来(平成26年度税制改正)での「乗用車等(車両総重量2.5t以下のバス・トラック)」から「乗用車」と「軽量車(車両総重量2.5t以下のバス・トラック)」とに分かれました。
乗用車以外の区分「軽量車」「中量車」「重量車」の「ガソリン車/ディーゼル車(※ハイブリッド車含む)」では適用燃費基準は「平成27年度燃費基準」のままですが、基準値が厳しくなり基準値区分が増え減税率も細かく分かれました。
【例】乗用車(ガソリン車※ハイブリッド車含む)
■自動車取得税の平成27年4月以降<エコカー減税の見直し>
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■自動車重量税の平成27年5月以降<エコカー減税の見直し>
(※1)初回車検免税の場合は、2回目も免税 |
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【例】軽量車(ガソリン車※ハイブリッド車含む)
※平成27年度税制改正で乗用車から分かれて新設
■自動車取得税の平成27年4月以降<エコカー減税の見直し>
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■自動車重量税の平成27年5月以降<エコカー減税の見直し>
(※1)初回車検免税の場合は、2回目も免税 |
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■自動車重量税の本則税率の適用となる対象自動車の範囲の拡大。
エコカー減税の基となる本則税率を新車の新規登録時にも適用される区分が出来ました。
エコカー減税による減税対象外になった自動車はH27年度燃費基準達成車は新車新規登録時のみ自動車重量税の税率が本則税率となる経過的措置が取られています。
■エコカー減税の適用期間を2年間延長
・自動車取得税(取得税) : 平 成 2 7 年 4 月 1 日 ~ 平 成 2 9 年 3 月 3 1 日
・自動車重量税(重量税) : 平 成 2 7 年 5 月 1 日 ~ 平 成 2 9 年 4 月 3 0 日
平成27年度税制改正版エコカー減税の特例措置の概要
【参考】平成27年度税制改正におけるエコカー減税(自動車重量税・自動車取得税)の特例措置の内容と自動車税・軽自動車税のグリーン化特例の内容 エコカー減税は平成27年度税制改正によりそれまで以上に多くの改正がなされました。 […]
平成28年度税制改正版エコカー減税の特例措置の概要
【参考】平成28年度税制改正におけるエコカー減税(自動車重量税・自動車取得税)の特例措置の内容と自動車税・軽自動車税のグリーン化特例による軽課・重課の内容 エコカー減税は平成28年度税制改正による改正は少なく、「重量車( […]
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