3ナンバー車の税金は?
3ナンバー車の税金は?
「3ナンバー車」と言われている自動車は総排気量が2000ccを超える乗用自動車の事かと思われがちですが、排気量、全長、全幅、全高が基準を超える自動車で、種別では「普通乗用自動車」の事を指します。
3ナンバー車って?
普通乗用自動車が「3ナンバー」と表現されるのは、以前はナンバープレートの分類番号が二桁の頃に「30~39」で総排気量が2000ccを超える自動車と「50~59」の総排気量が2000cc以下の自動車では自動車税などが大きく違い、高級車というイメージがあったからです。
街中の有料駐車場などでは「3ナンバー・外国車お断り」といった注意書きがあったほどです。
その後、自動車税に2500cc以下という中間の排気量の区分が出来るなどして自動車税の税額差が少ない「3ナンバー車」がメーカーからも多く発売されるようになり現在では3ナンバーだからという事はあまり聞かなくなりました。
自家用自動車は白地に緑文字で、事業用は緑地に白文字になります。
3ナンバー車(普通乗用自動車)の規格
種別 | 排気量 | 全長 | 全幅 | 全高 | 分類番号 |
---|---|---|---|---|---|
3ナンバー車 (普通乗用自動車) |
2,000cc超 | 4,700mm超 | 1,700mm超 | 2,000mm超 | 3、30~39、 300~399 |
上記の表の規格に一つでも当てはまれば3ナンバー車(普通乗用自動車)になります。
Q:3ナンバー車の税金は?
A:3ナンバー車だからという理由で税金が変わってくるのは排気量が2000ccを超える事によって3ナンバーに登録されて自動車の重量税です。
3ナンバー車(普通乗用自動車)の規格の中で自動車の税金と関係してくるのは排気量で税率(税額)が決まっている自動車税だけです。
自動車重量税は車重によりその税率(税額)が決まっているので3ナンバー車(普通乗用自動車)かどうかは関係ありません。
3ナンバー車(普通乗用自動車)の中でも最も多い2000cc超から3500㏄以下の排気量の自動車税をグリーン化税制による特例税率と共に以下で税金表にしてご紹介します。
【3ナンバー車(普通乗用自動車)の自動車税及びグリーン化税制による特例税率の税金表】(年税額)
総排気量 | 車種区分 | 標準税率 | グリーン化税制による特例税率 | ||
---|---|---|---|---|---|
50%軽課対象 | 25%軽課対象 | 10%重課対象 | |||
2000cc超~2500cc以下 | 自家用 | 45,000円 | 22,500円 | 34,000円 | 49,500円 |
営業用 | 13,800円 | 7,000円 | 10,500円 | 15,100円 | |
2500cc超~3000cc以下 | 自家用 | 51,000円 | 25,500円 | 38,500円 | 56,100円 |
営業用 | 15,700円 | 8,000円 | 12,000円 | 17,200円 | |
3000cc超~3500cc以下 | 自家用 | 58,000円 | 29,000円 | 43,500円 | 63,800円 |
営業用 | 17,900円 | 9,000円 | 13,500円 | 19,600円 |
※ロータリーエンジンを原動機とする自動車については、その「単室容積×ローター数×1.5」で得た容積を当該自動車の総排気量となります。
乗用車の自動車税のグリーン化税制による税金表
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