減税対象自動車（天然ガス自動車） | 車の税金｜車の税金表と税金の種類を知っておこう

エコカー減税対象自動車一覧（天然ガス自動車）

平成29年度税制改正版のエコカー減税対象の自動車の中から天然ガス自動車の「メーカー名」「通称名」「車両形式」と共に「重量税の特例措置」として新車時の減免率と新車新規検査及び初回継続検査等の重量税額、「取得税の特例措置」として新車時の減免率と中古車の控除額を表にしてご紹介します。

天然ガス自動車を製造しているメーカーはトラックメーカーと乗用車メーカーでもトラック・バンといった商用車になっています。

外国自動車メーカーは登録・届出されているメーカーは無く、国産自動車メーカーではトヨタ自動車のプロボックス、マツダのタイタン、トラックメーカーのいすゞ自動車のエルフとギガの3メーカー4車種だけとなってい
ます。

【2017/5/20更新】平成29年度税制改正版のエコカー減税対象自動車に更新しました。

【天然ガス自動車（平成21年排出ガス規制ＮＯｘ10％以上低減又は平成30年排出ガス規制適合）】

自動車重量税：平成29年5月以降の新車新規登録等分から適用
自動車取得税：平成29年4月以降の新車新規登録等分から適用

自動車重量税について、新車新規登録等時及び初回継続検査等時の重量税は免除となります。
2回目の継続検査等時の重量税は本則税率による税額となります。

（※）初回継続検査等時の免除等の規定については、車検証の有効期間が満了する日から起算して１５日を経過する日までに車検証の交付等を受けた場合に限り適用されます。

【エコカー減税対象自動車一覧（天然ガス自動車）及び税金表】

【天然ガス自動車（平成21年排出ガス規制ＮＯｘ10％以上低減又は平成30年排出ガス規制適合）】

メーカー名	通称名	車両形式	重量税の特例措置			取得税の特例措置
			重量税 （新車） 減免率等	重量税額（円）		取得税
				新車 新規 検査	初回 継続 検査等	（新車） 減免率等	(中古車) 控除額
いすゞ自動車	エルフ	TFG-XXXXX	免税	0	0	非課税	45万円 控除
	ギガ	QFG-XXXXX
トヨタ自動車	プロボックス	QFE-XXXXX
マツダ	タイタン	TFG-XXXXX

【注】改造自動車については【認定低減性能向上改造自動車】に限ります。

重量税について、新車新規登録等時及び初回継続検査等時の重量税が免除となったものは、2回目の継続検査等時の重量税は本則税率による税額となります。

※掲載の車両以外の天然ガス自動車でも、既に登録されている車両であって、上記車両型式にないエコカー減税特例措置の対象となる場合があります。

※車両型式欄の「XXXXX」は、各メーカーの届出型式を示します。

上記が国土交通省がホームページで公開している平成29年度税制改正版のエコカー減税対象自動車一覧のなかでも天然ガス自動車の対象車のリストとエコカー減税の重量税と取得税の特例措置のデータです。

実際には購入前ならカタログや購入後でしたら自動車の車検証などと照らし合わせると特例措置の対象かどうかわかります

天然ガス自動車は、国産自動車メーカーではトヨタ自動車のプロボックス、マツダのタイタン、トラックメーカーのいすゞ自動車のエルフとギガ、UDトラックスのコンドルのだけとなっていて、プラグインハイブリッド自動車の対象車以上に少ないですが、実際に街中で見かけるのも運送業者の配達用トラックをたまに見かける程度です。

やはり天然ガスのタンクを積むスペースの関係等で乗用車には向かないのでしょうが、配達等のトラックなどで今後増えるかもしれませんね。

エコカー減税（自動車重量税・自動車取得税）

排出ガス性能及び燃費性能に優れた自動車に対して（それらの性能に応じて）、自動車重量税と自動車取得税を免税・軽減します。

エコカー減税をご紹介している各記事は以下になります。

中古車特例（自動車取得税）

内容としては、エコカー減税では自動車取得税は新車への減税となりますから、中古車でも排出ガス性能及び燃費性能に優れた自動車（新車以外）に対して（それらの性能に応じて）、自動車取得税を軽減するという特例です。

出典：国土交通省ホームページ（http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000042.html）