乗用車の排出ガス規制・燃費規制にWLTP(国際基準)を導入
乗用車の排出ガス・燃費試験法に国際基準(WLTP)の導入
乗用車の排出ガス・燃費試験法に国際基準(WLTP)の導入が2016年10月31日公布・施行という報道発表が同日に国土交通省と経済産業省同時に行われていました。
「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示等の一部改正について」でその概要は以下です。
国土交通省は、本日(2016年10月31日)、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示等の一部を改正し、乗用車の排出ガス及び燃費算定試験法について、国際基準(WLTP)を導入します。
【改正概要】
現行の排出ガス規制及び燃費規制において、現行規定されている日本独自の試験法(JC08モード法)に加え、WLTPを適用できることとします。
■走行抵抗値の測定法における統計的手法のJC08モード法への導入は今年度中に予定
■排出ガス規制におけるWLTPへの切替えは平成30年10月以降に予定
関連する以下の告示を速やかに改正することとしている。
■道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(平成14年国土交通省告示第619号
■乗用自動車のエネルギー消費性能の向上に関するエネルギー消費機器等製造事業者等の判断の基準等(平成25年経済産業省・国土交通省告示第2号)
■貨物自動車のエネルギー消費性能の向上に関するエネルギー消費機器等製造事業者等の判断の基準等
(平成27年経済産業省・国土交通省告示第1号)
等
出典:国土交通省ホームページ:報道発表資料(http://www.mlit.go.jp/common/001150673.pdf)
上記の報道発表がされていましたが、その改正の詳細については別紙にて発表されたいましたが、その中での重要な改正概要は以下の内容でした。
■道路運送車両の保安基準の細目を定める告示
・WLTPに関する試験法及び規制値を新たに規定する。
・既存のJC08モードによる試験法及び規制値に替えて、WLTPによる試験法及び規制値を適用することを可能とする。
■乗用自動車等エネルギー消費効率相当値算定実施要領(新設)
・乗用自動車及び貨物自動車の燃費値の算定について、既存のJC08モードに加え、WLTPにより算定を行う場合の申請方法等について規定する。
出典:国土交通省ホームページ:報道発表資料 別紙(http://www.mlit.go.jp/common/001150674.pdf)
乗用車の排出ガス・燃費試験法に国際基準(WLTP)の導入が2016年10月31日公布・施行されましたが、読み込んで行くとWLTPの導入の中でポイントは以下のようになっています。
■WLTPに関する試験法及び規制値を新たに規定
■既存のJC08モードによる試験法及び規制値に替えて、WLTPによる試験法及び規制値を適用することを可能とする。
■走行抵抗値の測定法における統計的手法のJC08モード法への導入
「適用することを可能とする。」ここがポイントのように思われます。
走行抵抗値の測定法における統計的手法のJC08モード法への導入は今年度中(平成28年度中)に予定とありますから、「WLTPに関する試験法及び規制値を新たに規定する。」という部分が関係してくるようです。
現段階では、WLTPに関する試験法及び規制値が新たに規定されるまでは現行のJC08モードによる試験法及び規制値とのどのくらい違うかが比較できませんが、今後の報道発表等により公開され次第ご紹介していきます。
出典:国土交通省ホームページ:WLTPの画像を加工(http://www.mlit.go.jp/common/001124596.pdf)
車売るなら自動車税分を買取価格に含むガリバー等の買取店へ
車を探すなら「ズバット車販売」、車を売るなら「ズバット車買取比較」!
車を売るなら一括査定がおススメ!
『下取り』よりも『買取り』のほうが、平均で16万円も高く売れた!と評判の利用者の7割が5万円以上の査定額差を体験した車買取一括査定を、ぜひご利用ください。
高年式の中古車を探すという選択!
ズバット車販売なら非公開車両60万台以上から希望の車が見つかる!