車の燃費性能に応じた課税と平成28年度税制改正
自動車の燃費性能に応じた課税と平成28年度税制改正
「自動車の燃費性能に応じた課税」については、10月に入ってすぐ2日にも総務省が検討に入ったとの話題をネットニュースで見た。
そこで色々と調べると、8月には自動車税・軽自動車税の「グリーン化特例」の1年延長を所管の総務省が延長方針を固めたというニュースもあったのを見つけた。
ただ、総務省のホームページを探しても「自動車の燃費性能に応じた課税」についての事項は見つからなかったが、9月には総務省への平成28年度税制改正に関する日本経団連の申し入れという資料も公開されていたので読んでみた。
「自動車の燃費性能に応じた課税」については、平成28年度税制改正での自動車関係課税についての要望についてであるし、国土交通省で8月に出されて公開されている「平成28年度自動車局税制改正要望事項」には載っている事と殆ど同じと思われた。
とはいえ、ここに書かれている殆どは平成27年度税制改正時等の要望結果には書かれていて、それを踏まえているという感じに読み取れるというか載っている。
※それで昨夜急遽「自動車取得税のエコカー減税の概要」や「自動車重量税のエコカー減税の概要」「自動車取得税の中古車特例の概要」に『消費税率10%引上げ時』について追記しました。
■消費税10%への引き上げ時
ここが一番の注目点で、2017年4月1日から消費税10%への引き上げとなるが、その時にどうするかといった事という風になっている。
すでに決まっているのは「消費税10%への引き上げ時に自動車取得税の廃止」という事。
まず、消費税10%への引き上げ時に自動車関連の税金は課税の仕組みなどが全体的に見直されるけど、これが自動車の購入者やオーナーの課税の負担減になるかというとそうではないと思う。
すでに決まっている「消費税10%への引き上げ時に自動車取得税の廃止」も一見自動車取得税が無くなるから、自動車を購入する時の税負担が減ると思うけど、実際の自動車の購入時の税金の総額は少なくなるとは限らない。
確かに消費税10%でさらに自動車取得税がそのまま残るよりも税金の負担は減る・・・・とも限らない。
現在のエコカー減税で自動車取得税が非課税の自動車と減税率の低い車や減税対象外、ましてやエコカー減税適用なしの車とでは税負担は全く違ってくる。
確かに「消費税10%への引き上げ時に自動車取得税の廃止」というのは、他の物が消費税10%なのに比べれば負担増の部分は少なくなるだろうけど。。。。
「燃費性能への課税」つまり環境性能割の導入をする場合にも、廃止する自動車取得税の分をそこで課税するような形にはならないようにという日本自動車販売協会連合会の要望もあるとニュースには書かれているが、日本自動車販売協会連合会のホームページを見ても分からなかった。
このコラムを書くのに総務省や国土交通省、それに過去のニュースを色々と調べたけど行き着くのは「平成28年度自動車局税制改正要望事項」だった。
今後、「平成28年度税制改正」については色々とご紹介していく予定だけど、結果が公開されるのは来年になってからだからそれ以降になると思います。
なんてざっと思いつくままにこのコラムを書いてみました。
「平成28年度税制改正」についてはちょっとこのコラムで書いて行こうとも思ってます。
投稿日:2015年10月5日
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