平成29年度からの車の税金は車体課税の見直しでどうなるかの考察してみた・・・
平成29年度からの車の税金(自動車重量税・自動車取得税・自動車税・軽自動車税)は車体課税の見直しの考察
平成29年度からの車の税金(自動車重量税・自動車取得税・自動車税・軽自動車税)の車体課税の見直しについて、国土交通省自動車局と経済産業省の要望を読んでちょっと考えてみました。
国土交通省自動車局と経済産業省の要望を読んで「おぉ、経済産業省の要望は自動車税が・・・」と思ったのですが、よく読んでみるとどちらも同じような要望なんですね。
「消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置として、自動車取得税の廃止時期並びに自動車税及び軽自動車税における環境性能割の導入時期をそれぞれ平成31年10月1日に延期する。」という部分はその通りですが、次です。
(2)自動車重量税のエコカー減税、自動車取得税のエコカー減税及び各種特例措置並びに自動車税及び軽自動車税のグリーン化特例について、延長するとともに、簡素化、自動車ユーザーの負担の軽減、グリーン化等を図る。
上記が平成29年度国土交通自動車局税制改正要望概要にあるんですが、環境省の「自動車税の初年度月割課税の廃止と自動車税(排気量割)についての税率の引き下げ(排気量1000cc以下の負担水準が軽自動車の3倍程度になっているところを2倍程度とする等)」は「自動車ユーザーの負担の軽減」の部分の具体的な要望とも読み取れます。
自動車税の初年度月割課税の廃止とかは国土交通自動車局からは出したくても出しにくかったんだろうなぁ・・・なんて思ってしまいました。
自分のところの所管の自動車関係の税収減につながるわけですからね。。。
ただ、「排気量1000cc以下」という部分だけでそれ以上の排気量の場合もお願いしたいです、できれば排気量2000CC以下とか、お願いします。
で、読み進んで行くと「自動車重量税のエコカー減税の基本構造を恒久化。」というのが環境省の方にはありました。
つまり、エコカー減税は自動車取得税が廃止されても自動車重量税だけでずっと続けていってほしいということです・・・よね。
で、次に目を向けると「自動車重量税のエコカー減税について、自動車取得税同様に、負担を環境性能割の課税水準と同程度に軽減。」とある・・・。
これから分かるのは、以下の表のようになっている現在の自動車重量税のエコカー減税の減税率をみると見えてくるような・・・。
燃費性能 | 平成27年度燃費基準 | 平成32年度燃費基準 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
達成 | +5%超過 | +10%超過 | 達成 | +10%超過 | +20%超過 | |
自動車取得税 | – | 20%軽減 | 40%軽減 | 60%軽減 | 80%軽減 | 非課税 |
自動車重量税 | 本則税率 | 25%軽減 | 50%軽減 | 75%軽減 | 免税 |
「平成27年度燃費基準+10%超過」以上の燃費性能だと軽減率が大きくなりますから、「今の自動車取得税と自動車重量税でちがう燃費性能での基準を同一にする」ということかなっと思いますね。
なんてつらつらと思ったことを書いてみました。(担当:F)
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