ハイブリッド車の税金はこうなってます | 車の税金|車の税金表と税金の種類を知っておこう






ハイブリッド車の税金はこうなってます

ハイブリッド車の税金

ハイブリッド車の税金としてはグリーン化税制による特例やエコカー減税がどうなってくるのという事です。

ただハイブリッド車と一般的に言われていますが、税制上で区別すると「ハイブリッド自動車」と「プラグインハイブリッド自動車」ではかなり違います。

さらにハイブリッド自動車でも平成32年度燃費基準の何%達成車化によっても違ってくるので結構ややこしいです。

なるべく分かりやすいように簡単なハイブリッド車の税金表(グリーン化税制による特例税率による減税・エコカー減税・中古車特例)にしてみました。

なお、東京都と愛知県にはプラグインハイブリッド自動車等次世代自動車への独自措置として自動車税や自動車取得税の課税免除があります。(この項の東京都と愛知県のプラグインハイブリッド自動車等次世代自動車への独自措置へ)

【更新情報】平成27年度税制改正による車体課税の見直しによる内容に更新しました。(2015/5/28)

また、ハイブリッド車と言えばエコカー減税では「免税・非課税」が普通に思われていましたが、燃費基準が平成32年度燃費基準が基本となった事で「軽減」となるハイブリッドカーもあります。

【自動車(乗用車)を新車で購入・新規検査登録する場合】

対象自動車
税の種類
プラグイン
ハイブリッド自動車
ハイブリッド自動車
平成32年度燃費基準
+20%超過車
ハイブリッド自動車
平成32年度燃費基準
+10%超過車
ハイブリッド自動車
平成32年度燃費基準
達成車
自動車取得税 非課税 非課税 80%軽減 60%軽減
自動車重量税 免税
※最初の車検時も
免税
免税
※最初の車検時も
免税
75%軽減 50%軽減
自動車税 概ね75%軽減 概ね75%軽減 概ね75%軽減 概ね75%軽減
概ね50%軽減(※1)
軽自動車税 概ね50%軽減 概ね25%軽減 概ね25%軽減

(※1)平成32年度燃費基準達成の自動車税の軽減は、平成27年度燃費基準+20%達成車が必要になり、未達成の場合は50%軽減となります。

【自動車(乗用車)を中古車車で購入・検査登録する場合】

対象自動車
税の種類
プラグイン
ハイブリッド自動車
ハイブリッド自動車
平成32年度燃費基準
+20%超過車
ハイブリッド自動車
平成32年度燃費基準
+10%超過車
ハイブリッド自動車
平成32年度燃費基準
達成車
自動車取得税
(中古車)
取得価額から
45万円控除
取得価額から
45万円控除
取得価額から
35万円控除
取得価額から
25万円控除

上記の表ですが、自動車税は「平成26年4月1日~平成28年3月31日に新車新規登録をした場合にそれぞれの当該年度の翌年度(平成27年度又は平成28年度)分の自動車税を軽減」になっています。

自動車取得税は「新車は平成27年4月1日から平成29年3月31日までに新車新規登録・新車新規検査届出された場合」、「中古車は平成27年4月1日から平成29年3月31日までに登録されたものについて軽減。(取得価額控除)」になっています。

自動車重量税の免除・軽減は平成27年4月30日までに、新車登録・届出の場合ですが、一部の自動車ではこの期間内に初回の継続検査を受ける場合という条件もあります。

【自動車税・軽自動車税のグリーン化特例による重課】

対象自動車税・軽自動車税の重課 重課率 ガソリン
ハイブリッド自動車
新車新規登録後13年を超えるガソリン自動車の自動車税の重課 概ね15%重課又は
概ね10%重課(※)
対象外
初めて車両番号の指定を受けてから13年を経過した
三輪以上の軽自動車の軽自動車税の重課
概ね20%重課
(平成28年度分以後)
対象外

(※)バス(一般乗合用を除く)、トラック(被けん引車を除く)

・・・簡単な表にしてみましたが、かなり複雑で自動車を購入する時はカタログをきっちり見ておきたいですね。

上記の表にあるように、プラグインハイブリッド自動車やハイブリッド自動車の税金の優遇措置で注目したいのが「自動車取得税の中古車特例」ですね。

ハイブリッド自動車で燃費基準の超過達成率により「中古車でも自動車取得税が25万円から45万円控除」という事です。

そして、なんと!プラグインハイブリッド自動車では中古車特例措置として「中古車でも自動車取得税が45万円控除」という事です。

また、13年乗った車の自動車税・軽自動車税の重課には対象外というのも嬉しいですね。

ここでプラグインハイブリッド自動車ってどんな自動車があるの?ですが下記の自動車になります。

スズキ「スイフト」、トヨタ「プリウス プラグイン ハイブリッド」、ホンダ「アコード プラグイン ハイブリッド」、三菱「アトランダーPHEV」、BMW「BMW i3」、ポルシェ「Panamera S e-hybrid」が今の所のようですが、これらの車種のプラグインハイブリッド自動車は「中古車でも自動車取得税が45万円控除」となるようです。

また、軽自動車には現在の所プラグインハイブリッド車は販売されていませんので、軽自動車のグリーン化特例の対象にもなっていません。

しかし、ハイブリッド自動車としてはスズキ・マツダの軽自動車にS-エネチャージ搭載した事により軽自動車でもハイブリッドカーが登場しています。

個別のプラグインハイブリッド車の税金はこうなってますというの掲載できていませんが、エコカー減税はかなり大きいのは分かりましたね。

自動車取得税のエコカー減税中古車特例の概要

自動車取得税のエコカー減税中古車特例の概要|排出ガス性能及び燃費性能に優れた自動車に対する減税は、新車だけではなく中古車もエコカー減税の「中古車特例」として取得価額から控除されます。 […]


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東京都と愛知県のプラグインハイブリッド自動車等次世代自動車への独自措置

さらに注目は東京都の「次世代自動車の導入促進税制(都独自の課税免除)」と、愛知県の「電気自動車及びプラグインハイブリッド自動車に対する自動車税の課税免除」です。

東京都の「次世代自動車の導入促進税制(都独自の課税免除)」

対象自動車/税の種類 ・プラグインハイブリッド自動車
・電気自動車/燃料電池自動車(水素を燃料とするもの)
自動車税
課税免除
平成21年から平成33年までに新車新規登録されたものについて、
新車新規登録時(月割)及び翌年度から5年度分の自動車税を課税免除
自動車取得税
課税免除
平成21年度から平成33年度までに新車新規登録を受けたものについて、
自動車取得税を課税免除【取得の時期】平成21年4月1日~平成33年3月31日

愛知県の
「電気自動車及びプラグインハイブリッド自動車に対する自動車税の課税免除」

対象自動車/税の種類 ・プラグインハイブリッド自動車、電気自動車(燃料電池車を含む)
自動車税
全額免除
平成24年4月1日から平成29年3月31日までの間に新車新規登録を受けたものについて、
新車新規登録を受けた年度の月割分及び翌年度から5年度分を全額免除

こういう独自の特例措置は東京都と愛知県のみですが、総額ではかなり大きく嬉しいですね。

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