乗用車の自動車税のグリーン化税制による税金表
乗用車の自動車税のグリーン化税制による特例税率の税金表
乗用車の自動車税のグリーン化税制による特例税率の税金表として税率(年額)を表にしてご紹介します。
エコカー減税と説明されている所もありますが、自動車税の場合は「グリーン化税制による特例税率」で自動車税の軽減だけではなく、環境配慮型税制なので重課もあります。
自動車税のグリーン化特例(軽課) 【適用期間】平成26年4月1日~平成28年3月31日
平成28年度税制改正では「自動車税の排出ガス性能及び燃費性能に応じた特例措置(いわゆる「グリーン化特例」)についての見直し及び平成29年4月まで延長されます。
【更新:2016/2/23】内容の更新を行いました。
【乗用車の自動車税のグリーン化税制による特例税率の税金表】(年税額)
総排気量 | 車種区分 | 標準税率 | グリーン化税制による特例税率 | ||
---|---|---|---|---|---|
75%軽課対象 | 50%軽課対象 | 15%重課対象 | |||
1リットル以下 | 自家用 | 29,500円 | 7,500円 | 15,000円 | 8,600円 |
営業用 | 7,500円 | 2,000円 | 4,000円 | 8,600円 | |
1リットル超~1.5リットル以下 | 自家用 | 34,500円 | 9,000円 | 17,500円 | 9.700円 |
営業用 | 8,500円 | 2,500円 | 4,500円 | 9,700円 | |
1.5リットル超~2リットル以下 | 自家用 | 39,500円 | 10,000円 | 20,000円 | 10,900円 |
営業用 | 9,500円 | 2,500円 | 5,000円 | 10,900円 | |
2リットル超~2.5リットル以下 | 自家用 | 45,000円 | 11,500円 | 22,500円 | 15,800円 |
営業用 | 13,800円 | 3,500円 | 7,000円 | 15,800円 | |
2.5リットル超~3リットル以下 | 自家用 | 51,000円 | 13,000円 | 25,500円 | 18,000円 |
営業用 | 15,700円 | 4,000円 | 8,000円 | 18,000円 | |
3リットル超~3.5リットル以下 | 自家用 | 58,000円 | 14,500円 | 29,000円 | 20,500円 |
営業用 | 17,900円 | 4,500円 | 9,000円 | 20,500円 | |
3.5リットル超~4リットル以下 | 自家用 | 66,500円 | 17,000円 | 33,500円 | 23,500円 |
営業用 | 20,500円 | 5,500円 | 10,500円 | 23,500円 | |
4リットル超~4.5リットル以下 | 自家用 | 76,500円 | 19,500円 | 38,500円 | 27,100円 |
営業用 | 23,600円 | 6,000円 | 12,000円 | 27,100円 | |
4.5リットル超~6リットル以下 | 自家用 | 88,000円 | 22,000円 | 44,000円 | 31,200円 |
営業用 | 27,200円 | 7,000円 | 14,000円 | 31,200円 | |
6リットル超 | 自家用 | 111,000円 | 28,000円 | 55,500円 | 46,800円 |
営業用 | 40,700円 | 10,500円 | 20,500円 | 46,800円 | |
電気自動車 | 自家用 | 29,500円 | 7,500円 | 15,000円 | ———― |
営業用 | 7,500円 | 2,000円 | 4,000円 | ———― |
※ロータリーエンジンを原動機とする自動車については、その「単室容積×ローター数×1.5」で得た容積を当該自動車の総排気量となります。
※上記の税率表は、「自動車税のグリーン化税制による特例税率」を表した税金表です。
※「10%重課」は平成27年度から「概ね15%重課」に変更になります。
減税部分のみに注目して自動車のディーラー等では新車の場合「エコカー減税」として紹介している所もありますが、新車登録から年数が経っている場合は環境負荷の大きい自動車は重課が行われます。
次に自動車税のグリーン化(環境配慮型税制)、エコカー減税による減税率を表にしてご紹介します。
【ハイブリッド自動車、ガソリン自動車】
新車新規登録 (初度登録) |
対象年度 | 軽減基準 (排出ガス基準) |
軽減基準(燃費基準) | 軽減率 |
---|---|---|---|---|
平成27年度 | 登録の翌年度 1年間 | 平成17年排出ガス規制 75%低減 | 平成27年度燃費基準+20%以上達成 かつ平成32年度燃費基準達成 | 概ね75% |
平成27年度 | 登録の翌年度 1年間 | 平成17年排出ガス規制 75%低減 | 平成27年度燃費基準+20%以上達成 かつ平成32年度燃費基準達成 平成27年度燃費基準+10%以上達成 |
概ね50% |
平成28年度 | 登録の翌年度 1年間 | 平成17年排出ガス規制 75%低減 | 2020年度燃費基準達成+10%達成※ | 概ね75% |
平成28年度 | 登録の翌年度 1年間 | 平成17年排出ガス規制 75%低減 | 2015年度燃費基準+20%以上達成※ | 概ね50% |
※2020年度燃費基準はH32年度燃費基準と同じで、2015年度燃費基準はH27年度燃費基準と同じです。
【電気自動車(燃料電池自動車を含む)、プラグインハイブリッド自動車、天然ガス自動車】
新車新規登録 (初度登録) |
対象年度 | 軽減基準 | 軽減率 |
---|---|---|---|
平成27年度 平成28年度 | 登録の翌年度 1年間 | 電気自動車(燃料電池自動車を含む)、 プラグインハイブリッド自動車、 天然ガス自動車(一定の排出ガス基準を満たす場合限定) |
概ね75% |
【クリーンディーゼル乗用車】
新車新規登録 (初度登録) |
対象年度 | 軽減基準 | 軽減率 |
---|---|---|---|
平成27年度 平成28年度 | 登録の翌年度1年間 | クリーンディーゼル乗用車 (平成21年排出ガス規制に適合した乗用車) |
概ね75% |
上記以外で地方税である自動車税に独自の減税措置を行っている所が有るのですが、それが東京都独自の電気自動車(燃料電池自動車を含む)、プラグインハイブリッド自動車に対する自動車税のグリーン化(環境配慮型税制)、エコカー減税減税ですので参考にご紹介します。
【東京都独自の自動車税のグリーン化(環境配慮型税制)、エコカー減税減税】
適用対象 | 1.平成21年度から平成32年度までに新車新規登録された水素を燃料とする燃料電池自動車
2.平成21年度から平成27年度までに新車新規登録された電気自動車及びプラグインハイブリッド自動車(上記燃料電池自動車を除く。) |
---|---|
軽減期間 | 新車新規登録時の自動車税(月割)及び翌年度からの5年度分の自動車税 |
軽減内容 | 課税免除 |
東京都独自の電気自動車(燃料電池自動車を含む)、プラグインハイブリッド自動車に対する自動車税の課税免除は・・・良いですね、自動車が特に多い東京都だからここそでしょうか。
【自動車税のエコカー減税のおさらい】
地球環境を保護する観点から、排出ガス性能及び燃費性能の優れた環境負荷の小さい自動車に対して自動車税を軽減する「自動車税のグリーン化」が実施されており、新車新規登録した年度の、翌年度分の自動車税が軽減されます。
適用対象は、
「排出ガス性能及び燃費性能が下記の条件を満たす普通自動車及び小型自動車」
「電気自動車(燃料電池自動車を含む。)、プラグインハイブリッド自動車、天然ガス自動車(一定の排出ガス基準を満たすもの)」
「平成26年度及び平成27年度に新車新規登録を行った、クリーンディーゼル乗用車(平成21年排出ガス規制に適合した乗用車)
と以上のようになっています。
ただし、軽自動車は自動車税のグリーン化(環境配慮型税制)、エコカー減税の対象とはなりません。
現在多く登場してきたハイブリッド自動車に加えて、これから多くの電気自動車やプラグインハイブリッド自動車が登場してくるでしょうが、その場合にはこのエコカー減税は嬉しいですね。
環境負荷の大きい自動車に対する重課
一方、自動車に長く載り続けている場合や、ビンテージカーとか旧車といわれる製造から何十年も経った自動車に載っている場合は、環境負荷の大きい自動車に対する重課が気になりますね。
【環境負荷の大きい自動車に対する重課】
適用対象 |
車齢が一定年数を経過したものに対して ディーゼル自動車:4月1日現在、新車新規登録後11年を超えるもの ガソリン自動車・LPG自動車:4月1日現在、新車新規登録後13年を超えるもの |
---|---|
重課率 |
【平成26年度まで】概ね10% 【平成27年度から】概ね15%(ただし、バス(一般乗合用を除く。)、トラック(被けん引車を除く。)については、概ね10%のまま据え置き。) |
対象外 |
一般乗合用バス 被けん引車 電気・天然ガス・ガソリンハイブリッド・メタノール自動車 スクールバス |
【備考】東京都の場合は、指定する粒子状物質減少装置を装着するディーゼル自動車及び1945年(昭和20年)までに製造された自動車(ヴィンテージカー)は、納期限までに申請することにより重課分を減免されます。
自動車を維持していくのには自動車税は毎年の事で税金額が気になりますが、上記の表が参考になれば幸いです。
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