自動車重量税のエコカー減税の概要 | 車の税金|車の税金表と税金の種類を知っておこう






自動車重量税のエコカー減税の概要

自動車重量税のエコカー減税

排出ガス性能及び燃費性能に優れた自動車に対して、それらの性能に応じて自動車重量税が免税・軽減されます。

【適用期間】平成29年5月1日~平成31年4月30日
・乗用車については、1年ごとに要件を切上げた上で、2年間の延長

【適用内容】減税対象車は、適用期間中に新車新規登録等を行った場合に限り、特例措置が適用(1回限り)
・新車新規登録時免税を受けた車両については、初回継続検査時も免税。
・ただし、乗用車については、平成29年度は免税要件を満たし、かつ、平成32年度燃費基準+40%以上を達成している車両、平成30年度は、免税要件を満たし、かつ、平成32年度燃費基準+50%以上を達成している車両についてのみ初回継続検査時も免税となる。
(※1)ハイブリッド自動車及び軽自動車を除く自動車が新車新規検査を受検する時に限り、当分の間税率でなく本則税率が適用となる。
(※2)初回継続検査時に受けられる減免措置については、車検証の有効期間が満了する日から起算して15日を経過する日までに 車検証の交付等を受けた場合に限り適用される。

平成29年度税制改正により重量税のエコカー減税は、乗用車にLPG車が追加され、排ガス性能に平成30年排ガス規制50%低減が追加されました。

【更新:2017年4月1】平成29年度税制改正の車体課税の見直しによる自動車重量税のエコカー減税に更新しました。

区分別自動車重量税のエコカー減税の概要

乗用車

 

【平成29年度】平成29年5月1日~平成30年4月30日
対象・要件等 特例措置の内容
■電気自動車
■燃料電池自動車
■プラグインハイブリッド自動車
■クリーンディーゼル乗用車
(平成21年排ガス規制適合
又は平成30年排ガス規制適合)
■天然ガス自動車
(平成21年排ガス規制NOx10%以上低減
又は平成30年排ガス規制適合)
自動車重量税 免税
(※2)初回継続検査 免税
■ガソリン車・LPG車
(ハイブリッド車
を含む)
排ガス性能 燃費性能
平成27年度燃費基準 平成32年度燃費基準
+5% +10% 達成 +10% +20% +30%
平成17年排ガス
規制75%低減
又は
平成30年排ガス
規制50%低減
本則
税率
※1
25%軽減 50%
軽減
75%
軽減
免税
※2

ガソリン車・LPG車(ハイブリッド車を含む)では、自動車重量税が免税の車両の中でも、平成32年度燃費基準+40%以上を達成している車両についてのみ初回継続検査時も免税となります。

(※1)ハイブリッド自動車及び軽自動車を除く自動車が新車新規検査を受検する時に限り、当分の間税率でなく本則税率が適用となる。
(※2)初回継続検査時に受けられる減免措置については、車検証の有効期間が満了する日から起算して15日を経過する日までに 車検証の交付等を受けた場合に限り適用される。

 

【平成30年度】平成30年5月1日~平成31年4月30日
対象・要件等 特例措置の内容
■電気自動車
■燃料電池自動車
■プラグインハイブリッド自動車
■クリーンディーゼル乗用車
(平成21年排ガス規制適合
又は平成30年排ガス規制適合)
■天然ガス自動車
(平成21年排ガス規制NOx10%以上低減
又は平成30年排ガス規制適合)
自動車重量税 免税
(※2)初回継続検査 免税
■ガソリン車・LPG車
(ハイブリッド車
を含む)
排ガス性能 燃費性能
平成
27年度
燃費基準
+10%
平成32年度燃費基準
達成 +10% +20% +30% +40%
平成17年排ガス
規制75%低減
又は
平成30年排ガス
規制50%低減
本則
税率
※1
25%
軽減
50%
軽減
75%軽減 免税
※2

ガソリン車・LPG車(ハイブリッド車を含む)では、自動車重量税が免税の車両の中でも、平成32年度燃費基準+50%以上を達成している車両についてのみ初回継続検査時も免税となります。

(※1)ハイブリッド自動車及び軽自動車を除く自動車が新車新規検査を受検する時に限り、当分の間税率でなく本則税率が適用となる。
(※2)初回継続検査時に受けられる減免措置については、車検証の有効期間が満了する日から起算して15日を経過する日までに 車検証の交付等を受けた場合に限り適用される。

平成27年度燃費基準+5%達成車
平成27年度燃費基準+10%達成車
平成32年度燃費基準達成車
平成32年度燃費基準+10%達成車
平成32年度燃費基準+20%達成車
平成32年度燃費基準+30%達成車
平成32年度燃費基準+40%達成車
平成32年度燃費基準+50%達成車
低排出ガス車 平成17年排ガス 規制75%低減
平成21年基準低排出ガス車10%低減

軽量車(車両総重量2.5t以下のバス・トラック)

 

対象・要件等 特例措置の内容
■電気自動車
■燃料電池自動車
■プラグインハイブリッド自動車
■天然ガス自動車
(平成21年排ガス規制NOx10%以上低減
又は平成30年排ガス規制適合)
自動車重量税 免税
(※2)初回継続検査 免税
■ガソリン車
(ハイブリッド車を含む)
排ガス性能 燃費性能
平成27年度燃費基準
+5% +10% +15% +20% +25%
平成17年排ガス
規制75%低減
又は
平成30年排ガス
規制50%低減
25%軽減 50%
軽減
75%
軽減
免税
※2

自動車重量税が免税の車両についてのみ初回継続検査時も免税となります。

(※2)初回継続検査時に受けられる減免措置については、車検証の有効期間が満了する日から起算して15日を経過する日までに 車検証の交付等を受けた場合に限り適用される。

平成27年度燃費基準+5%達成車
平成27年度燃費基準+10%達成車
平成27年度燃費基準+15%達成車
平成27年度燃費基準+20%達成車
平成27年度燃費基準+25%達成車
低排出ガス車 平成17年排ガス 規制75%低減
平成21年基準低排出ガス車10%低減

中量車(車両総重量2.5t超3.5t以下のバス・トラック)

 

対象・要件等 特例措置の内容
■電気自動車
■燃料電池自動車を含む
■プラグインハイブリッド自動車
■天然ガス自動車能
(平成21年排ガス規制NOx10%以上低減
又は平成30年排ガス規制適合)
自動車重量税 免税
(※2)初回継続検査 免税
■ガソリン車
(ハイブリッド車
を含む)
排ガス性能 燃費性能
平成27年度燃費基準
達成 +5% +10% +15%
平成17年排ガス
規制75%低減
又は
平成30年排ガス
規制50%低減
25%軽減 50%軽減 75%軽減 免税
(※2)
平成17年排ガス
規制50%低減
又は
平成30年排ガス
規制25%低減
25%軽減 50%軽減 75%軽減
■ディーゼル車
(ハイブリッド車
を含む)
平成21年排ガス規制
NOx・PM+10%低減
又は
平成30年排ガス
規制適合
25%軽減 50%軽減 75%軽減 免税
(※2)
平成21年排ガス
規制適合
25%軽減 50%軽減 75%軽減

自動車重量税が免税の車両についてのみ初回継続検査時も免税となります。

(※2)初回継続検査時に受けられる減免措置については、車検証の有効期間が満了する日から起算して15日を経過する日までに 車検証の交付等を受けた場合に限り適用される。

平成27年度燃費基準達成車
平成27年度燃費基準+5%達成車
平成27年度燃費基準+10%達成車
平成27年度燃費基準+15%達成車
低排出ガス車 平成17年排ガス 規制75%低減
低排出ガス車 平成17年排ガス 規制50%低減
平成21年基準低排出ガス車10%低減

重量車(車両総重量3.5t超のバス・トラック)

 

対象・要件等 特例措置の内容
■電気自動車
■燃料電池自動車
■天然ガス自動車
(平成21年排ガス規制NOx10%以上低減)
■プラグインハイブリッド自動車
自動車重量税 免税
(※2)初回継続検査 免税
■ディーゼル車
(ハイブリッド車
を含む)
排ガス性能 燃費性能
平成27年度燃費基準
達成 +5% +10% +15%
平成21年排ガス規制
NOx・PM+10%低減
又は
平成28年排ガス規制適合
25%軽減 50%軽減 75%軽減 免税
(※2)

自動車重量税が免税の車両についてのみ初回継続検査時も免税となります。

(※2)初回継続検査時に受けられる減免措置については、車検証の有効期間が満了する日から起算して15日を経過する日までに 車検証の交付等を受けた場合に限り適用される。

平成27年度燃費基準達成車
平成27年度燃費基準+5%達成車
平成27年度燃費基準+10%達成車
平成27年度燃費基準+15%達成車
平成21年基準低排出ガス車10%低減

出典:国土交通省ホームページ (http://www.mlit.go.jp/common/001084656.pdf)
燃費基準達成車ステッカー:(http://www.mlit.go.jp/common/000208143.pdf)の画像を加工
低排出ガス車認定ステッカー:(http://www.mlit.go.jp/common/000206621.pdf)の画像を加工

【エコカー減税とグリーン化特例について】

自動車メーカーなどのサイト他様々なサイトやお店などで「エコカー減税」をよく見かけますが、自動車税を含めている所を多く見かけます。

エコカー減税は自動車重量税・自動車取得税に対する減税の税制で、自動車税の場合は「グリーン化特例」の中での減税になります。

自動車税の場合は減税と同時に増税になる条件もあるため、当サイトでは自動車税のグリーン化特例については別項でご紹介しています。

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